30代の損害保険登録鑑定人「まさ」が運営する、損害保険鑑定人の情報に関するWebサイトです。
「損害保険鑑定人が運営するWebサイト」というもので、「日本損害保険協会」とは全く関係ございません。一個人として、損害保険鑑定人に関する情報発信を行っているものです。「損害保険鑑定.info」と名付けてはいますが、どこかの公式サイトではなく、「そもそも損害保険鑑定人に関する情報が少ない」という現状を憂いての命名です。
このサイトを制作するに至った理由
損害保険鑑定人は表立っての活躍がなく、社会での認知度も低いです。
「火災保険等に加入されている建物が災害に遭った際に伺い、損害状況を調査する仕事」ですので、そもそも住宅を持っている人でなければ接点はありません。もちろん、社屋になっているような建物を調査することもありますが、そういった場合、基本的に総務担当等とやり取りするので、接するのはごく一部の人です。
しかし、台風や地震などの大規模な自然災害の際には全国に出張し、時には数ヶ月業務を続けることもある程に、必要とされている職種です。にもかかわらず、「どんなことをやる仕事なのか」といった入口の情報や、鑑定人に向けた情報などが非常に少ないのが現実です。私自身も、何かを調べたいとあっても情報が少ないことに日々苦労しています。
そこで、私の知る情報から「自分だったらこれがあったら嬉しかった」というものを厳選し、本Webサイトにまとめていくことにしました。
損害保険鑑定人への経緯と現在
前職までは広告業やIT等の別分野で仕事をしておりました。つまり、これまで建築に関する業務経験も教育も一切なく、この仕事に就いております。
もともと「損害保険鑑定人の仕事をしてみたい!」という思いも熱意もあったわけではありません。前職の真っ黒な労働環境に疲れ切っていた所、知人伝いに「人手が足りないので手伝ってほしい」と声がかかったのがキッカケです。正直に言えば、それまではこんな仕事がある事自体、よくわかっていませんでした。
建築に関する知識がないところからスタートしていますので、働き始めた頃は大変でした。はじめは幅広い知識を覚える所からスタートし、ある程度わかるようになってきてから各知識を深堀りしていく。業務を覚えれば覚えるほど、対応できる災害や建築物が多様化していくので、求められる知識の幅は広くなるばかり。
しかしながら、建築士などと異なり、損害保険鑑定人を主とした教材は私の知る限りありません(知っている方がいれば教えて下さい)。ですので、私は建築士や塗装業の参考書などをベースに勉強しました。どこまで幅広く学べば良いのか、どれほど知識を深めれば良いのか、必須となる基準がわからないまま勉強を進めるのは、今でも大変さを感じるポイントです。
この記事を書いている時点で、私も新人の指導を行うポジションになっていますが、これまでの学びの苦労を極力させないように教えています。このサイトで掲載していくのは、その過程で生まれたものになります。
サイトの運営について
本サイトについて、下記の通りとします。
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