試験対策 単語解説 -保険・一般常識-

未知の分野であっても、単語の意味さえ理解できていれば意外と回答できたりします。問題文が何を言っているのか理解できるだけで解答できるようになることもあります。暗記科目やその分野であれば尚の事。

教科書の文章がほとんどそのまま出題されているような「保険・一般常識」ではありますが、根本的には単語が理解できているかは重要な要素です。

本項では過去に出題された問題から鍵となる単語を抽出し、その解説をします。単語については随時更新していく予定です。

目次

単語解説

あ行

一般物件

一つの建物内で、居住と居住以外の用途(店舗・事務所などの事業に使用するもの)がある場合は、店舗併用住宅となり、一般物件となる。また、住む予定がない空き家も一般物件となる。

エクセス方式

「免責方式」(ま行)を参照。

か行

工場物件

工業上の作業に使用する動力の合計が50kW以上、または電力の合計が100kW以上の設備を有するもの、もしくは常時作業人員が50人以上、これらのいずれかを満たすもの。判定は「敷地内の建物・屋外設備装置の全体」で判定するため、敷地内であれば囲いの有無や、公道や河川などが介在していても中断されることなくカウントされる。

さ行

住宅物件

専用住宅。居住用のみとして使用している物件。戸建て・マンション・共同住宅等に関わらず、居住用のみであればこれに該当する。また、期間的に居住する別荘なども、常時家財が備えられている場合は住宅物件と扱うことができる。

倉庫物件

倉庫業者の専有する敷地内もしくは建物内にある、貨物保管を目的に使用されているもの及びその保管貨物。判定は「敷地内の建物・屋外設備装置の全体」で判定するため、敷地内であれば囲いの有無や、公道や河川などが介在していても中断されることなくカウントされる。

た行

耐火性(1級)

一般物件における耐火性が高いもの。コンクリート造、コンクリートブロック造、レンガ造、石造、耐火被覆鉄骨造、耐火建築物を指す。

耐火性(2級)

鉄骨造、準耐火建築物、省令準耐火建物。

耐火性(3級)

耐火性1級、2級に該当しないもの。

な行

現時点で該当なし。

は行

フランチャイズ方式

建物を対象とした保険方式で、設定された金額を超えないと支払いの対象にならない方式を言う。例えば「20万円フランチャイズ」であれば、20万円未満の損害の場合は1円も支払われないが、20万円を超えれば全額支給となる。

ま行

免責方式

建物を対象とした保険方式で、設定された金額を超えた分しか支払いの対象にならない方式を言う。例えば、「免責20万円」の場合に21万円の損害があった場合、20万円は自分で負担し、1万円のみ保険金で補償される。

や行

現時点で該当なし。

ら行

現時点で該当なし。

わ行

現時点で該当なし。

アルファベット

H構造

住宅物件のうち、非耐火構造。木造、土蔵造の他、M構造・T構造に該当しないものも含まれる。ただし、耐火建築物、準耐火建築物、省令準耐火建築物と認められればT構造に分類できる。

M構造

住宅物件のうち、耐火性のあるマンション構造。耐火性とは、コンクリート造、コンクリートブロック造、レンガ造、石造、耐火建築物を指す。耐火性のない場合は、H構造となる。

T構造

住宅物件のうち、耐火性のある戸建て建築物。耐火性とは、コンクリート造、コンクリートブロック造、レンガ造、石造、耐火建築物、準耐火建築物、省令準耐火建築物を指す。

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この記事を書いた人

30代の損害保険鑑定人。
ITや観光業など全くの別業種から転職。
カレーライスと味噌ラーメンが大好きな、地方出身の2児の父。

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